過払い金請求の手続き内容と期間について

過払い金請求の手続き内容と期間について

過払い金請求をしようと思っても、すぐにお金が手元に戻ってくるわけではありません。色々と手続きが必要になりますし、どうしても時間がかかってしまいます。

では、過払い金請求を始めてから、どのくらいの期間を見込めばお金が戻ってくるのかですが一概には言えません。 自分で手続きを行うか、専門家に任せるか、訴訟を提起しないといけないかなどにより違ってきます。

それでは、色々なパターンでかかるおおよその期間を説明していきます。

過払い金が返還されるまでの期間について

day-planner-828611_1920

自分で過払い金請求を行った場合の期間

過払い金請求は、手続きの内容や誰が請求をするかによって振込までの期間が変わってきます。

当然、自分で過払い金請求をする場合には履歴の取り寄せや引き直し計算などに時間がかかりますし、業者の対応も専門家が交渉した時とは異なり、あまり積極的に和解に応じてくれなくなります。 一般的には、履歴の開示請求から引き直し、和解成立までの期間が3~4か月程度と考えておくとよいでしょう。

さらに、和解が成立してから実際に自分の預金口座に振り込まれるにはまとまった期間が必要になります。

自分で手続きをした場合、振り込みの平均的な期間が分からないこともあり、業者の言いなりになることが多く、半年から9か月近く待たされることもあります。

専門家に依頼した場合の期間

専門家に過払い金請求を依頼すると、和解するときの相場や振り込みの平均的な期間などを熟知しているため、スムーズに進みます。 受任通知の発送から和解の締結まで、業者がどれくらい早く履歴を送付したり交渉に応じたりするかにもよりますが、早ければ数週間、遅くても2か月以内に決着がつくでしょう。

また、振り込みの目安も多くの依頼者の手続きをしているため、先方が提示してきた振込期間よりも1~2か月早くするよう交渉してきます。 その結果、トータルで見て本人が手続きをする場合よりも4~6か月近く早く過払い金を受け取ることができるようになります。

もちろん、専門家に支払う費用は発生しますが、本人の交渉より多く取り戻すこともあるため、依頼するメリットは十分あります。

訴訟を提起した場合の期間

過払い金請求を訴訟にしたときは、方針によって必要な期間にも開きがあります。

裁判上の和解にするときには、訴えの定期から1~2か月程度で和解成立となることが多く、振り込みは社内の決済の都合もあるため、だいたい2~4か月以内になります。一方で、判決まで争う場合には複数回の期日を持たなければなりません。 裁判所の期日は大体1ヶ月に1回のペースで入りますので、早くても半年、長ければ1年近くの期間が必要です。

また、先方がさらに争って高等裁判所まで行くと、やはり半年近い期間を経て判決になります。

判決が出ると業者は速やかに振り込みをしなければなりませんが、自発的に振り込んでこないときには差し押さえをするため、さらに1~2ヶ月要します。

賃金業者の経営状態でも期間は変わる

過払い金請求は、相手の業者の経営状態がどうなのかによって受け取ることができる金額や振り込みまでの期間がずいぶん異なってきます。

銀行と提携しているような大手の業者であれば、資金は潤沢にありますので、比較的スピーディーに振り込みをしてきます。

一方、中小規模であまり資金力のない業者であれば、和解するときには大幅な減額を求めてくることが常であり、訴訟に移行して時間が余計にかかりがちです。また、高額な過払いになるとなかなか振り込んでくれず、控訴や差し押さえまで進むことも珍しくありません。

そこで過払い金請求をするときには、相手の資金力によっては短期間で振り込まれるように大幅の減額に同意したり、時間をかけて争ったりとその都度方針を変える必要があります。

大手賃金業者の過払い金返還期間の目安とは

clocks-1098080_1920

大手貸金業者の中でも過去にグレーゾーン金利で年利をとっていた場合は、過払い金請求をすることが可能です。 過払い金請求をする場合は、過払い金の返納が完了するまでどれくらいの期間がかかるかが気になるところではないでしょうか。

過払い金が戻ってくるまでにかかる期間は大手貸し金業者によっても異なります。 大手貸金業者のそれぞれのパターンを見ていくと和解をすると2カ月から半年ほど、裁判をすると4カ月から12カ月ほどかかることがわかります。

一つ目のパターンは、大手金融機関の子会社になっている貸し金業者の場合です。

大手金融機関の子会社であれば、過払い金請求をした場合にお金がなく返済できないということをまず考えられません。 資金も十分にあるため、過払い金もたくさん戻ってきます。 戻ってくる金額は和解をすると8割前後、裁判での判決まで待つと10割プラスアルファぐらいになります。

返済されるまでの期間も和解で2カ月から3カ月、裁判だと4カ月から6カ月ぐらいのことが多くなります。 個人で過払い金請求をする場合は弁護士や司法書士に大にしてもらうよりも時間がかかりますが、それでも長期化することは少ないです。

二つ目のパターンは、大手金融機関などの子会社になっておらず、資金繰りが大変な大手貸金会社です。

資金繰りが大変な大手貸金業者は、十分な過払い金が返ってこない可能性も高く、返済されるまでにかかる期間も資金が潤沢な会社に比べると長くなります。 過払い金請求で事業が苦しいため、返済をできるだけ遅らせる傾向があります。

和解で3か月から6カ月ほど、訴訟すると半年から1年ほどかかることもあります。戻ってくる資金は、和解で5割から6割ぐらい、訴訟しても8割前後です。

三つ目の大手貸し金業者はすでに倒産しているパターンです。 倒産している場合は、期間限定で過払い金請求を認めている例があります。 破産管財人が入り、財産を確定させる手間などがあることから、当然過払い金の返還されるまでにかかる期間は、倒産していない会社に対する過払い金請求の時よりも長くなる傾向があります。

場合によっては1年以上かかることも珍しくありません。

過払い金請求の流れとそれぞれの期間について

organization-chart-817363_1920

1, 取引履歴の開示請求をする

過払い金請求を行う際、まずは賃金業者から取引履歴を取り寄せる必要があります。

取引履歴は賃金業者との取引が詳細に記録されているものです。 借入金額・取引日・返済状況などが記録されているので、取引履歴を元に過払い金請求の時効や発生している過払い金を確認することができます。

賃金業者によっては取引履歴開示請求だけで3ヶ月~4ヶ月程度かかることもあります。 スムーズな場合は1ヶ月~2ヶ月程度で済みます。

賃金業者のバックに大手銀行などがついていれば、資金面に余裕があるのでスムーズな対応が期待できます。今後の見通しが不安な賃金業者は少しでも取引を長引かせようとする傾向があるので注意が必要です。

また、取引履歴を取り寄せる際に「過払い金請求を行うので」と言ってしまうと手続きが遅れてしまう可能性があります。 「支払い状況を確認するため」などと言っておくのが無難です。

個人で行うよりも専門業者が交渉した方が取引履歴を早く受け取ることができるので、期間を重要視するなら専門業者に依頼した方が良いでしょう。

2, 引き直し計算をして過払い金額を計算する

過払い金請求をしたい場合は、専門的な知識を持っている弁護士を司法書士にお願いすると自分で行うよりも無駄なく行ってくれます。 また、多くのお金が戻ってきますので、報酬を支払ったとしても手元に残るお金は多くなります。

過払金請求をする場面では引き直し計算が重要になります。 引き直し計算をするのは、過払金がどれだけあるかを明確にするためです。 逆に言えば、引き直し計算をしなければ過払金請求自体ができません。

引き直し計算をするためには業者に対して取引履歴の開示を請求します。取引履歴を手に入れることができれば、その数字をもとにして過払金の計算を行います。 最近は引き直し計算だけを行っている法律事務所もありますので引き直し計算のみ依頼することも可能です。

引き直し計算にかかる期間は1週間から2週間程度になります。

3, 賃金業者へ内容証明郵便で過払い請求を行う

貸金業者に過払い請求をした場合には、引き直し計算を完了させて過払い金請求の手続きを行うことになります。

専門家に依頼した場合には大体1ヶ月から3ヶ月の期間が必要になるので、これから過払い金請求をしようと考えている方は、すぐに請求して金額が戻ってくるものではないというのを知っておいたほうが良いでしょう。

4, 賃金業者との和解交渉

過払い金の返済までの期間は和解できるか、起訴にもつれ込むかで大きく変わってきます。 貸金企業側はできるだけ過払い金の返済をしたくありません。

そのため企業側は出来るだけ返済期限を延ばそうとしてきます。 前提として、和解で解決するか裁判で返済起訴を提起するかでも返済期間が変わってきます。 和解ではうまくいけば当日から数日の間で交渉を終わらせることができます。 早期解決ができる上に、さらに発生した過払い金の7割から9割を返済してもらう事も望めます。

しかしそれが裁判の起訴となってくると、過払い金の元金に5%の利子付きで回収可能ですが長期的な戦いになってきます。

短い期間である程度のお金を返して欲しい人は和解を、長い期間をかけてでも過払い金を全額返して欲しい人は裁判での返済起訴を、自分にあった過払い金請求をすることが大切です。

5, 過払い金返還請求訴訟

過払い金があることが判明して、貸金業者へ過払い金の返還請求をして交渉をした際に、納得のいく和解が出来なかった場合は、過払い金請求訴訟を行うことになります。 過払い金額が140万円以下であると簡易裁判所へ、過払い金額が140万円以上ですと地方裁判所に訴状を提出することになります。

この時の140万円という過払い金額は、訴訟物の価格に記載してある金額で、過払い金利息分を含みません。

過払い金訴訟にかかる期間は、訴訟案件の内容と、専門家の対応や交渉力、担当する裁判官や裁判長のなどにより違いがあります。 過払い金訴訟は、訴状の受取をしてから1ヶ月から2ヶ月後に第1回口頭弁論が始まります。

そしてまた1ヶ月後に第2回口頭弁論と続いていきます。 過払い金訴訟の訴状を迅速に裁判所に提出してくれて、依頼者の納得のいく過払い金額になるように交渉を努めてくれる専門家ほど、過払い金訴訟は早く終わります。

また、口頭弁論には貸金業者は通常出廷しに来ません。 ですから、裁判官や裁判長によっては第2回、第3回に早くも過払い金訴訟の判決を出してくれることもあります。

訴訟にかかる期間は早くて2ヶ月前後、遅くて半年以上はかかります。

6, 過払い金の返還

過払い金請求から返還までは、1ヶ月から半年以上の期間がかかります。 貸金業者や請求のしかたによっても変わってきますので、短期で取り戻したい方は専門家に相談するとよいでしょう。 うまく和解が成立した場合は、1ヶ月から3ヶ月程度で過払い金返還となります。

一方、和解での解決が難しい場合は、訴訟を起こすことになり、返還まで半年以上かかるでしょう。 和解や訴訟には、専門的な知識や経験が必要です。 自分で直接貸金業者と交渉するより、専門家の力を借りたほうが返還までの期間も短くて済みます。

できるだけ早く返還してほしいとお考えでしたら、弁護士や司法書士に依頼しましょう。

自分で過払い金請求する時の期間は?

C789_kangaerusarari-man_TP_V

自分で過払い金請求する場合、多大な時間と労力が必要となります。

はじめに、金融業者から取引履歴を取り寄せなければなりません。 業者の対応によっては、これだけで2~3ヶ月かかってしまうことがあります。

次に、履歴をもとに過払い金を計算し、業者に過払い金返還請求書を送ります。 これでようやく本格的に業者との交渉が始まるのですが、この交渉によって和解成立できたとしても早くて約半年ほど、遅ければ1年以上も時間を費やすことも希ではありません。

さらに、交渉で和解できなければ訴訟を起こすことになるのですが、これにも半年から1年は時間を要することとなります。 自分だけの力で過払い金請求を行うことは可能ですが、取引履歴の取り寄せだけでも2~3ヶ月かかるうえに、裁判にまで持ち込んだ場合には、1~2年という長い期間が必要です。

個人での交渉では、業者もスムーズに対応するとは限りません。 取引履歴さえ開示してもらえずに、和解交渉も行えない場合もあります。

司法書士や弁護士に依頼した場合に比べ多くの時間がかかってしまうことは明白で、時間が必要なだけでなく、平日昼間の行動もせざるをえない状況になる可能性もあります。

まとめ

PAK86_denwataiousuruboss20141123103458_TP_V

このように過払い金請求にかかる期間は数々の要因で大きく違ってきます。 自分で請求するのか、それとも専門家に任せるのか、そして業者の対応によっては和解せず訴訟を起こすのかで一年近い差が出てしまうこともあるのです。

また、過払い金請求においては請求や交渉といったいくつもの手続きを踏む必要があることから、その1つでも時間を要すると過払い金の支払いまでに予想以上の時間がかかってしまうことも考えられます。

したがって、短期間での過払い金支払を希望している場合などには、スピーディーに過払い金を受け取れる方法をとる必要があります。

そのためには費用はかかりますが、弁護士や司法書士といった専門家に依頼することも賢い選択になるのではないでしょうか。

過払い金請求・債務整理が強い弁護士・司法書士ランキング

  • No.1
  • 司法書士法人杉山事務所 過払い金の回収金額がNo1
  • 週刊ダイヤモンド誌で過払い金の回収金額がNo1で紹介されています。東京、大阪、名古屋、福岡、広島、岡山、仙台、札幌と全国8事務所に展開していて、該当地域だけでなく無料で出張相談もおこなっている過払い金請求に強い事務所です。

    • 相談料、着手金、初期費用がすべて無料
    • 過払い金の回収金額がNo1
    • 消費者金融が恐れる司法書士事務所
    • 全国に8ヶ所の事務所
    • 無料の出張相談も可能
    大阪事務所(主たる事務所) 0120-066-018
    東京事務所 0120-065-039
    名古屋事務所 0120-068-027
    福岡事務所 0120-069-034
    広島事務所 0120-067-009
    岡山事務所 0120-070-146
    仙台事務所 0120-131-025
    札幌事務所 0120-678-027

    公式サイトへ

  • No.2
  • 街角相談所-法律- 匿名・無料でベストな解決法をシミュレーション
  • 毎月10,000人以上が利用する借金問題のシミュレーター。解決率はなんと驚異の80%。24時間365日、過払い金だけでなく債務整理などの借金問題に関するすべてを無料で相談ができます。

    • 毎月10,000以上が利用
    • 解決率80%
    • 過払い金も債務整理も相談可能
    • 匿名・無料で利用可能
    • 24時間365日の相談可能
    • 全国対応

    公式サイトへ

  • No.3
  • 弁護士法人サンク総合法律事務所 弁護士だからできる解決方法
  • 弁護士にしか弁護士だから解決できる借金問題があります。弁護士法人サンク総合法律事務所は他の大手の法律事務所と違って、安心の全国対応で、土日祝日も休まず24時間365日対応しています。

    • 相談料、着手金、初期費用がすべて無料
    • 24時間365日の相談可能
    • 全国対応
    相談無料のフリーダイヤル 0120-314-501

    公式サイトへ

  • No.4
  • アディーレ法律事務所
  • アディーレ法律事務所は、池袋を本店とし、全国に76の支店を持つ法律事務所です。弁護士150名以上を含む総勢900名以上が在籍しています。過払い金請求や債務整理に特化し、借金問題の解決に取り組んでいます。「返金保証制度」を導入しており、満足できなかった場合、90日以内であれば着手金を全額返金するとしています。

    • 債務整理に関するご相談は何度でも無料
    • 弁護士費用は最大12回までの分割払いが可能(債務整理の方針による)
    • 朝10時から夜10時まで、土日祝日も休まず受付け
    • 匿名・無料で利用可能
    • ご相談時に弁護士費用を事前にお見積もり
  • No.5
  • 新宿事務所
  • 10、20、30、のCMでお馴染みの司法書士法人新宿事務所。電話による過払い金無料診断は365日24時間受け付けています。東京新宿本店・横浜駅前支店・大宮駅前支店・千葉茨城支店・東北仙台支店を持ち、司法書士が全国どこでも依頼者の自宅まで出張相談可能です。

    • 相談無料
    • 完全成功報酬制
    • 秘密厳守