クレジットカードのリボ払いを過払い金請求をすることはできるのか?

クレジットカードのリボ払いを過払い金請求をすることはできるのか?

貸金業者に払いすぎた利息を取り戻す「過払い金請求」。 その対象といえばキャッシングやカードローンのイメージが少なくありません。

しかし、クレジットカードのキャッシング枠も過払い金請求の対象になる可能性があります。それを見極めるために、クレジットカードにある2つの機能を知ることから始めましょう。

また、クレジットカードにある返済方法のうち、分割払いとリボ払いの違いや、リボ払いの仕組みについて正しく把握することが大切です。

ここでは、クレジットカードのリボ払いを過払い金請求するときの注意点も含めて、お役立ち情報を紹介していきます。

過払い金の概要

business-18107_1920

過払い金とは、払い過ぎてしまった利息のことをいいます。過去に消費者金融業者やクレジットカード会社のキャッシングサービスを利用した経験のある方には、その可能性があります。

2007年頃までには、20%をはるかに超える金利での貸付が認められていました。いわゆるグレーゾーン金利と呼ばれる金利です。

しかし、最高裁の判決により貸金業法の改正が行われ、グレーゾーン金利は違法とされ、上限金利は20%に変更されました。 そのためグレーゾーン金利で借入していた場合、法定内金利より越えて利息を支払っていたということで過払い金が発生します。

過払い金が発生している場合でも、賃金業者から自主的に変換されることはありません。 ですから、賃金業者に対して過払い金請求を行い、過払い金を取り戻す必要あります。

リボ払いの概要と注意点

credit-card-1730085_1920

分割払いとリボ払いの違い

分割払いとリボ払いの違いは、利用者が支払い回数を決めるか、それとも月々の支払い金額を決めるかという点にあります。

分割払いでは利用者が決めることができるのは、支払い回数、つまり何回に分けて払うかということです。どのような支払い回数が設定されているかは、クレジットカード会社によって異なります。

それに対しリボ払いでは、月々いくら支払うかを利用者が決め、それによって支払い回数が変わります。つまり、10万円の商品をリボ払いで、毎月2万円払うことにすれば、支払い回数は5回になります。 ただし、もちろんリボ払いで支払う場合も分割払いと同様金利がかかるため、結果的に商品代金以上の金額を支払うことになります。

リボ払いのメリットは、毎月一定額を払うことでゆとりが生まれるという点です。 例えば、1万円、2万円、3万円の商品をそれぞれ1月、2月、3月に購入するとして、これをそれぞれ2回払いで支払うのであれば、最初の請求は5千円、2回目の請求は1万5千円、3回目の請求は2万5千円、4回目の請求は1万5千円となり、(便宜上金利を除いた計算をしています)4回目で全ての支払いが終了することになります。

一方リボ払いの場合、月々の支払い金額を8千円に設定すれば、1回目の請求も、2回目の請求も、払い終えるまで月々の支払い金額は定額の8千円になります。

リボ払いの危険な仕組み

リボ払いには毎月ゆとりを持って支払いができるというメリットがありますが、デメリットにも気をつけなければなりません。リボ払いの仕組みをしっかり理解せずに利用し続けると、支払いが一向に終わらない、という大変な事態に陥ってしまう危険性があるのです。

では、どこにリボ払いの落とし穴があるのかというと、まずはよくリボ払いのメリットとして挙げられる「ゆとりが持てる」という点です。 リボ払いなら分割払いの場合とは異なり、何度利用しても月々の金額が変わらないため、自分がいくら利用したのかという自覚が持ちにくいのです。ゆとりが持てるということは、メリットである一方でデメリットにもなり得るということです。

次に、リボ払いの金利は分割払いでの金利よりも基本的に高くなることが多いです。 リボ払いの金利は利用金額に関係なく金利が固定されていることが多いため、特に少額の利用であれば損をするケースが多いです。

そして最も大切なのが、リボ払いでは支払い残高に対して金利がかかるということです。リボ払いを日常的に利用し、利用金額が大きくなって結果的に支払いが長期化してしまうと、高い金利を払い続けなければならなくなるのです。

リボ払いを利用していた人も過払い金請求ができるのか?

PAK75_nayamutaiyou20140823091652_TP_V

クレジットカードには2つの機能がある

クレジットカードは、信販会社が会員を募集してショッピングに利用するためにカードを貸与しているものです。ショッピング枠として設定されている金額は、クレジットカードの利用限度額と一致しているケースが大半となっています。

なぜなら、クレジットカードはショッピング利用がメインの役割だからです。 支払い方法として一括払いだけでなく分割払いやリボ払いなど複数の方法を用意しており、カード会社により運用方法は異なります。

しかし、全てのお店がクレジットカード決済に対応していることはありません。 加盟店以外ではクレジットカードは使用出来ないので、総利用可能枠のうち一部をキャッシング枠として設定し、現金の借入を行えるようにしています。

リボ払いで返済を続けている際、過払い金請求の対象となるのはキャッシング枠で、利息制限法で定められた上限金利を超える金利で借入を行った時に限られます。

リボ払いでキャッシングしていた人は過払い金請求ができる

リボ払いはいくらキャッシングをしても、毎月の支払い額が一定なのがメリットです。しかし、支払額が一定なことに油断をして自分の使った額を把握しにくいという危険性もあります。

そしてリボ払いの金利は年15%ほどと大変高いです。その結果支払い自体が長期化してしまい、支払い額の多くが元本よりも利息に充てられてしまい、いつまでたっても支払いが終わらないというケースも少なくありません。

特に長期間リボ払いをしている場合は、過払い金請求が出来る可能性があります。過払い金を請求できる対象の人の条件は、リボ払いを使ってクレジットカードでキャッシングをした場合です。 つまり、クレジットカードでATMからお金を借りたことがある人です。

次に2008年以前にリボ払いを利用したケースです。 2008年より前だと貸金業法が改正される前なので、高い金利で返済している可能性が高いからです。もし、心当たりがある人は一度確認してみることをオススメします。

リボ払いでもショッピング枠は過払い金請求ができない

リボ払いなら、誰でも過払い金請求が出来るわけではありません。 ショッピングにおいてリボ払いを使った場合には、過払い金請求をすることができません。

クレジットカードは、ショッピングとキャッシングの2つの機能があります。 ショッピングは買い物で代金をクレジットカード会社によって、一時的に立て替える仕組みです。 キャッシングは消費者金融機関のATMにカードを入れて、現金を直接借り入れる機能です。 過払い金請求が可能なのはキャッシングをしたお金のみで、その際の利息は利息制限法の対象内とされます。

ショッピングでのリボ払いはあくまでも「立替」という立場なので、その際の利息は「割賦販売法」の対象とされてしまいます。 その場合発生した利息は法律上では利息ではなく手数料とみなされるため、たとえ金利が20%を超えていても過払い金は認められません。

なお、クレジットカードでキャッシングをした方の中でも、過払い金請求には条件があります。1つは、最終取引日から10年以内かどうかです。 例えば、平成元年からキャッシングをして平成10年に完済していたとすれば、過払い金請求できなくなる時効は平成20年ということです。

ショッピング枠のリボ払いは任意整理するしかない

クレジットカードの中には、キャッシング枠を設定していないケースや極端にキャッシング枠が少ないこともあります。

キャッシング枠では不足してしまい、ショッピング枠を利用して支払い方法をリボ払いとしていると、返済に困った時に抜け出しにくくなります。リボ払い手数料は高額であっても、貸金業法に基づく貸付ではなく、あくまでも信販会社による代金立て替え払いにすぎないからです。

ショッピング枠のリボ払いは、実質金利が法定外金利であっても、貸付ではなく立て替え払いという建前があるので過払い金請求の対象外です。 支払いが困難になった際には、個人再生手続きや自己破産に至る前に、弁護士や司法書士へ相談して任意整理を行ないましょう。

任意整理をすることで、将来利息をカットして元金のみの返済とする和解交渉をすることができます。

クレジットカードのリボ払いを過払い金請求する場合の注意点について

N112_udewobatunisuru_TP_V

過払い金請求したクレジットカードが使用できなくなる

クレジットカード会社でのキャッシングを利用した経験がある人には、過払い金請求ができる場合があります。

キャッシングのリボ払いをしていた人については、過払い金が発生していることも十分に考えられます。 概ね2007年以前において、多くのクレジットカード会社のキャッシングサービスでは、29%前後の金利になっていました。そのためこの時期に借入をしていた人は、過払い金が発生している可能性は大きいです。

過払い金請求をした場合、それ以降の請求したクレジットカードは使用できなくなると考えた方が良いでしょう。一概に全てと言うことはできませんが、基本的にはクレジットカード会社に過払い金請求をするとクレジットカードは解約状態になるため使用できなくなります。

債務が残ってしまう場合はブラックリストに載ってしまう

キャッシングのリボ払いは、通常の分割払いや一括払いの場合と同様に過払い金請求ができます。

この時、借金を全て返した状態で過払い金請求を行うとブラックリストには載りません。ですが、借金を返済中に請求を行った場合はブラックリストに載る可能性が出てきます。というのも、借金返済中の過払い金請求は、借金の減額を求める任意整理として扱われ、信用情報には事故情報として登録されてしまうからです。

もし、返還された過払い金で借金が完済できる場合は、一時的に任意整理として登録されますが、その後は情報が削除されブラックリストに載ることもありません。 反対に一円でも債務が残ってしまった場合は任意整理の手続きとなり、約5年間から7年間の間信用機関に事故情報として登録されることになります。

ショッピング枠の債務が残っている場合もブラックリストに載ってしまう可能性がある

キャッシングリボ利用分に対して過払い金請求を行った際、ショッピング利用分の債務が残っていると、過払い金返還予定額からショッピング利用残高が差し引かれ、相殺されることになります。

というのも、もし一円でもショッピング枠の支払いが残っている状態で過払い金請求手続きを行う場合、任意整理として扱われるため、キャッシング・ショッピング関係なく請求先カード利用分は一括で処理されるからです。

このとき、過払い金がショッピングの債務を上回った場合は、過払い金請求と判断されるので任意整理情報が削除され、ブラックリストに載ることはありません。 ですが、ショッピングの債務が一円でも残ってしまった場合は、そのまま任意整理としてブラックリストに登録されてしまいます。

リボ払いのキャッシングで過払い金が発生している会社

highrise-586635_1920

リボ払いのキャッシングで過払い金が発生している会社は多数ありますが、その中でも代表的なものがあります。

その一つが「エポスカード」です。 エポスカードは旧丸井カードでも知られていますが、法廷内の金利に変更される前は平均で27%の金利に設定されていましたので、2007年よりも前にキャッシングの利用をしていた人の場合であれば過払い金請求可能な可能性は高いです。

エポスカードはゼロファーストなどとも合併しているので、合併前の会社でキャッシング利用していた場合であっても過払い金請求が可能になります。

次に「イオンカード」です。 イオンカードは法廷内の金利に変更される前は出資法でも上限ギリギリとなる29%ほどの金利を取っていましたので、2007年以前にキャッシング利用していた場合には過払い金請求可能な可能性は高いです。

旧OMC・旧セントラルファイナンス・旧クオークが合併して出来た「セディナ」も過払い金の発生している可能性は高いです。 合併してできた会社でも元の会社でキャッシング利用していた場合は過払い金請求が可能です。 ただし、全てのカードで手続きを行わなければならないので、過払い金請求した場合には全てのカードが使用できなくなります。

まとめ

credit-card-1104961_1920

リボ払いも過払い金請求をすることができますが、キャッシング枠のみです。 ショッピング枠のリボ払いは利息制限法の適用外であるため、たとえ過去に20%を超える金利で利用していたとしても過払い金請求をすることはできません。

リボ払いの過払い金請求をする際、完済していれば特に問題はありません。 しかし、債務が残っていたり、ショッピング枠の債務が残っていたりすると、ブラックリストに登録されてしまう可能性がありますので注意が必要です。

また、過払い金請求をすると、請求したクレジットカードは使用できなくなります。 そのため電気代やETCなどの費用を引き落とし設定している人は、事前に別のカードに変更しておくなど対策が必要になります。

今まで見てきたようにリボ払いの過払い金請求には注意点がありますので、それらをしっかりと理解した上で行うようにしましょう。

過払い金請求・債務整理が強い弁護士・司法書士ランキング

  • No.1
  • 司法書士法人杉山事務所 過払い金の回収金額がNo1
  • 週刊ダイヤモンド誌で過払い金の回収金額がNo1で紹介されています。東京、大阪、名古屋、福岡、広島、岡山、仙台、札幌と全国8事務所に展開していて、該当地域だけでなく無料で出張相談もおこなっている過払い金請求に強い事務所です。

    • 相談料、着手金、初期費用がすべて無料
    • 過払い金の回収金額がNo1
    • 消費者金融が恐れる司法書士事務所
    • 全国に8ヶ所の事務所
    • 無料の出張相談も可能
    大阪事務所(主たる事務所) 0120-066-018
    東京事務所 0120-065-039
    名古屋事務所 0120-068-027
    福岡事務所 0120-069-034
    広島事務所 0120-067-009
    岡山事務所 0120-070-146
    仙台事務所 0120-131-025
    札幌事務所 0120-678-027

    公式サイトへ

  • No.2
  • 街角相談所-法律- 匿名・無料でベストな解決法をシミュレーション
  • 毎月10,000人以上が利用する借金問題のシミュレーター。解決率はなんと驚異の80%。24時間365日、過払い金だけでなく債務整理などの借金問題に関するすべてを無料で相談ができます。

    • 毎月10,000以上が利用
    • 解決率80%
    • 過払い金も債務整理も相談可能
    • 匿名・無料で利用可能
    • 24時間365日の相談可能
    • 全国対応

    公式サイトへ

  • No.3
  • 弁護士法人サンク総合法律事務所 弁護士だからできる解決方法
  • 弁護士にしか弁護士だから解決できる借金問題があります。弁護士法人サンク総合法律事務所は他の大手の法律事務所と違って、安心の全国対応で、土日祝日も休まず24時間365日対応しています。

    • 相談料、着手金、初期費用がすべて無料
    • 24時間365日の相談可能
    • 全国対応
    相談無料のフリーダイヤル 0120-314-501

    公式サイトへ

  • No.4
  • アディーレ法律事務所
  • アディーレ法律事務所は、池袋を本店とし、全国に76の支店を持つ法律事務所です。弁護士150名以上を含む総勢900名以上が在籍しています。過払い金請求や債務整理に特化し、借金問題の解決に取り組んでいます。「返金保証制度」を導入しており、満足できなかった場合、90日以内であれば着手金を全額返金するとしています。

    • 債務整理に関するご相談は何度でも無料
    • 弁護士費用は最大12回までの分割払いが可能(債務整理の方針による)
    • 朝10時から夜10時まで、土日祝日も休まず受付け
    • 匿名・無料で利用可能
    • ご相談時に弁護士費用を事前にお見積もり
  • No.5
  • 新宿事務所
  • 10、20、30、のCMでお馴染みの司法書士法人新宿事務所。電話による過払い金無料診断は365日24時間受け付けています。東京新宿本店・横浜駅前支店・大宮駅前支店・千葉茨城支店・東北仙台支店を持ち、司法書士が全国どこでも依頼者の自宅まで出張相談可能です。

    • 相談無料
    • 完全成功報酬制
    • 秘密厳守